苗木ができるまで
現在の柑橘苗木の多くは、カラタチを台木に
接ぎ木をして様々な品種の苗が生産されている。
苗木の生産は、台木の育苗から始まる。
冬にカラタチの種を播種し、一年間育てた
この実生苗を一度堀りあげ、列植し直す。
ここから一年間育苗し、列植した翌年の春に
接ぎ木を施す。
更に一年間育苗したものが柑橘の苗木として
出荷される。
カラタチの実生苗、植え替えたカラタチ、
接ぎ木をした一年生苗。
毎年、この三通りの苗を同時に管理することで、
毎年安定した柑橘苗木の生産が出来ている。
列植したカラタチ苗(春頃)
夏から秋にかけて
大きく成長します。
接ぎ木の様子
接ぎ木前、株元より上部は切り倒して
処分します。
接ぎ木から一ヶ月後
成長した苗木(10月頃)