来 歴
本品種は、1964年(昭和39年)にフロリダ大学のガードナー博士、ベロース博士らによって育成された交雑のタンゼリンタンゼロである。
交雑組み合わせは、クレメンティン×オーランド(ダンカングレープフルーツ×ダンシータンゼリン)であり、同じ組み合わせの品種では、リー、オセオラ、ロビンソン、ボワーがある。これらの中では最も早生系である。
樹の特性
樹勢は中庸である。樹姿は開張性で、枝梢が密生する。枝にトゲはない。自家不和合性であるため、受粉樹の混植が必要である。
果実特性
果実の大きさは150g内外である。果形は短球形から扁球形であるが、まれに果梗部がすぼまった倒卵形の果実もある。ネックは出ない。果頂部は、ほとんど平坦である。
果皮色は、紅橙色で、果皮面はやや粗く、果皮はやや厚くて締まりはよいが、剥皮は容易な方である。じょうのう数は10〜11で分離はよい。
果汁は濃橙色で多汁。甘味が強く風味はよい。種子は多い方である。胚は淡緑色で多胚である、
熟期はかなり幅が広く、フロリダで早いところでは9月中旬〜12月まで行われる。日本では11〜12月ころになる。
果皮色は、紅橙色で、果皮面はやや粗く、果皮はやや厚くて締まりはよいが、剥皮は容易な方である。じょうのう数は10〜11で分離はよい。
果汁は濃橙色で多汁。甘味が強く風味はよい。種子は多い方である。胚は淡緑色で多胚である、
熟期はかなり幅が広く、フロリダで早いところでは9月中旬〜12月まで行われる。日本では11〜12月ころになる。
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