来 歴
和歌山県遠山村において育成されてきた雑柑であり、その起源は柚子の近縁であり、柚子の変異であろうと言われている。1979年(昭和54年)に福田國三氏によって出願され、同年11月に登録された。
(品種登録:1979年 登録番号第10号)
樹の特性
樹勢が強く、樹形は直立し、喬木性であり樹高も3m内外となる。このため、樹姿は長円形となる。樹勢が強いため、樹高もすぐ高くなり樹冠拡大も早い。枝梢の密度は中くらいで、トゲが発生する系統もある。花は、樹冠内部の短花枝に着き、通常は単生花であるが、希に総状に着花することもある。
果実特性
果実の大きさは、150g前後であり柚子とほぼ同様である。
果形は円または扁円形で柚子に似ているが、果梗部にやや深い放射条溝が数条走り、その間に多数の浅い条溝があり、花柱根の周囲はやや窪み、ここにも浅い放射条溝が数本見られる。果皮色は黄色で、果面は油胞が窪み凸凹が激しく粗い。果汁は多く、じょうのうが軟らかいため搾汁も容易である。
香気に特徴があり、わずかに柚子の香りのある九年母臭(一般的には松ヤニ臭)で、柚子類、スダチ、カボス等とは異なる。成熟期は、11月下旬であり、11月から1月に収穫される。
貯蔵性は極めて高く、年明け後春まで貯蔵しても腐敗が少なく、果汁、香気、風味も減退しない。
近年、花粉症対策として有効であることが大学や各研究所で紹介され、注目されているが、有効成分の同定はされていない。
果形は円または扁円形で柚子に似ているが、果梗部にやや深い放射条溝が数条走り、その間に多数の浅い条溝があり、花柱根の周囲はやや窪み、ここにも浅い放射条溝が数本見られる。果皮色は黄色で、果面は油胞が窪み凸凹が激しく粗い。果汁は多く、じょうのうが軟らかいため搾汁も容易である。
香気に特徴があり、わずかに柚子の香りのある九年母臭(一般的には松ヤニ臭)で、柚子類、スダチ、カボス等とは異なる。成熟期は、11月下旬であり、11月から1月に収穫される。
貯蔵性は極めて高く、年明け後春まで貯蔵しても腐敗が少なく、果汁、香気、風味も減退しない。
近年、花粉症対策として有効であることが大学や各研究所で紹介され、注目されているが、有効成分の同定はされていない。
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