来 歴
この品種は、平成7年に宮崎県日南市の古沢勝氏が植栽している日南1号に着色が早い枝変わりがあるのを発見し、以来、農業指導員であった本人が調査を継続し、2008年3月に都城大同青果株式会社の登録商標として「日南の姫」ヒナノヒメとして品種登録されました。
樹の特性
樹勢が良いため、玉肥りも良く、極早生では、L階級も比較的多い。着色は、育成地で9月上旬から始まり、愛媛や和歌山でも9月中旬には出荷できる。果面は滑らかでしまりが良く、完着時の果皮色は濃い。果汁の品質は、育成地では8月末に糖度10度を超え、クエン酸1%程度に達するため、従来の青切りみかんのように酸っぱくなく美味しい。
果実特性
樹勢が良いため、玉肥りも良く、極早生では、L、2L階級も比較的多い。着色は、育成地で9月中旬から始まり、10月中旬に完着となる。果面は滑らかでしまりが良く、完着時の果皮色は濃い。果形は、結実し始めて1〜2年は極めて扁平であるが、3〜4年目以降になると、当初よりやや腰高傾向となる。果汁の品質は、育成地では9月末に糖度10度、クエン酸1%程度に達する。クエン酸が1%以下となってからの減酸は緩慢であり、味ボケにはなりにくく、完着以降の浮皮の発生も少ない。極早生としては、収穫及び出荷の適期の幅が比較的広い品種である。
栽培性

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