来 歴
Chandlerとはインド神話に出てくる「月の神」であり、pummeloとは「文旦」の意である。種子親はSiameseSweetpummeloであり、Siameseとはシャム=タイのことであり、本品種は、タイで育成された無酸(acidless)文旦とグレープフルーツの交雑種であるとされている。
近年、アメリカで育成されスイーティーの名でイスラエルから果実が輸入されているオロブランコや文旦とマンダリンの交雑種であるカクテルグレープフルーツなども、本品種の親であるSiameseを種子親としている。
樹の特性
樹勢は強く、樹冠拡大も旺盛である。樹姿は直立性であるが、結実し始めるとやや開張してくる。枝梢は太く伸長も良い。通常、文旦類の枝の分岐は鋭角になりやすいが、本品種は分岐も鈍角で枝が垂れやすく、種子親であるSiameseの特性が表れる。葉は大きくて厚く、楕円形で、翼葉もある。
耐寒性は弱く、土佐文旦などに影響がなくても冬期の寒で落葉する場合がある。
果実特性
果実の大きさは、土佐文旦などより大きく、1.5〜2.0Kg程度になる。3Kgを超える大果もある。果形は、扁球形から球形である。果皮色は黄色で、果面は滑らかで光沢がある。
果皮の厚さは15〜30mmと厚い。果肉は、淡紫色〜赤紫色となるが、果汁が少ない。文旦類としては比較的糖が高く、酸が低いため、食味は良い。苦みもない。種子の多少は受粉樹の有無によって変わり、大果の場合は非常に多い。
熟期は、3〜4月であるが、酸が極めて少ないため、年内に食することができる年もある。
果皮の厚さは15〜30mmと厚い。果肉は、淡紫色〜赤紫色となるが、果汁が少ない。文旦類としては比較的糖が高く、酸が低いため、食味は良い。苦みもない。種子の多少は受粉樹の有無によって変わり、大果の場合は非常に多い。
熟期は、3〜4月であるが、酸が極めて少ないため、年内に食することができる年もある。
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