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来 歴

 カリフォルニア大学のフロスト博士が、1915年(大正4年)にキングにウィローリーフ(地中海マンダリン)を交配して育成したものである。ウィルキングの名前の由来は、ウィローリーフのWilとキングKingを組み合わせた合成語である。キノーと両親が同じでありながら、樹、果実の特性ともかなり異なる。

樹の特性

 樹勢は強いが、樹の大きさは中庸で、カラよりは小さく、樹姿は半円形となる。枝梢の発生は多く、ほとんどトゲはない。葉は長く、先が尖り、葉は密生する。
 隔年結果性が強く、豊作年には果実が小さく、不作年には結果量が極めて少ないか、全く結実しないこともある。樹の耐寒性は強い。

果実特性

 果実の大きさは小〜中果。果形は扁球形である。果梗部は平らであるが少し溝がある。果頂部も平らであるが、わずかに凹んでいる。
 果皮は橙色で、厚さは薄いほうである。剥皮は容易で、わずかに浮皮となる。果心の大きさは中庸で、少しの空間がある。じょうのう数は9〜13。分離は容易である。
 果肉は濃橙色で果汁が多く、風味も良く、特別な芳香がある。この臭いは、一般的にはウィルキング臭と言われ、人によって嗜好の違いで評価が異なる。
 甘味が強く、酸もあるため食味は濃厚である。種子の大きさは中で、1果当たり10〜17粒と多く入る。熟期は3月。

柑橘類の苗木生産販売

耳納連山と筑後川に囲まれた、自然豊かな田主丸。
古くから植木・苗木の町として栄え、果樹苗木の生産量は
全国の約八割を占めています。
苗木屋が作る元気な苗木を、ここ田主丸からお届けします。

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