来 歴
本品種は、フロリダ大学のガードナー博士、ベロース博士らによって育成された交雑のタンゼリンタンゼロで、クレメンティンにオーランド(ダンカングレープフルーツ×ダンシータンゼリン)を交配して育成された品種である。リー、ノバ、ロビンソン、ボワーなどが姉妹品種である。
赤味の強い美しい果皮色が特徴で、育成時代に経済品種の検討もされたが、小果であることや種子の多さから経済栽培はされなかった。
樹の特性
樹勢は中庸であるが、クレメンティンよりも直立する。樹姿はやや直立性で、枝葉は密生する。枝にトゲはない。自家不和合性であるため、受粉樹の混植が必要である。
果実特性
果実の大きさは100g内外である。果形は短球形から扁球形である。果頂部は、ほとんど平坦であるが、少しへこむ場合もある。
果皮色は、紅橙色で、果皮面はやや粗く、果皮はやや厚くて締まりはよいが、剥皮は容易な方である。じょうのう数は10〜11で分離はよい。
果汁は濃橙色で多汁。甘味が強く風味はよい。種子は多い方である。胚は淡緑色で単胚である、
果皮色は、紅橙色で、果皮面はやや粗く、果皮はやや厚くて締まりはよいが、剥皮は容易な方である。じょうのう数は10〜11で分離はよい。
果汁は濃橙色で多汁。甘味が強く風味はよい。種子は多い方である。胚は淡緑色で単胚である、
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