来 歴
福岡県山門郡山川町の山下順一朗氏の宮川早生の園で、枝変わりとして発見され、樹の特徴や果実の果皮色をはじめとして、明らかに母品種である宮川早生と異なることから品種登録に至った。
(品種登録:1983年 登録番号第410号)
(育成者権の消滅日:1995.5.31 山下順一朗)
樹の特性
樹勢は母品種よりやや弱く、樹姿は開張性であるが樹冠拡大は宮川早生よりもおくれる。枝梢は密生し、葉はやや小さい。
果実特性
樹勢は宮川早生より弱いが、果実の大きさは宮川早生と同程度となる。果形は、宮川早生よりもやや扁平となる。果皮は、明らかに宮川早生よりも紅が濃くなるが小原紅早生ほどではない。10月下旬に完着となり、クエン酸含量も1%になるため、熟期においてはやや早いようである。果実品質は、宮川早生と同等である。
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