来 歴
本品種は、佐賀県松浦郡浜玉町において、佐々木義男氏が山崎早生(宮川早生の選抜系)の1樹変異として発見した。その後の調査で、果面が滑らかなトマト系の変異であるという区別性から登録に至った。
(品種登録:1982年 登録番号第253号)
(育成者権の消滅日:1987.6.8 佐々木義男)
樹の特性
樹勢は宮川早生と同程度かやや強い。樹姿も開張し、枝梢も宮川早生と同程度に伸長する。葉は宮川早生や母品種よりも大きい。
果実特性
果実の大きさや果形も宮川早生と同等である。果面は極めて滑らかなトマト肌である。盛田温州と比較すると、盛田温州の方が光沢がありツルツルである。果皮が薄く、締まりが良いため、浮皮の発生はない。
品質は、宮川早生と同程度である。
昨今、地球温暖化が進み、秋季の浮皮発生が懸念されており、こうした浮皮が発生しない佐々木や盛田が栽培品種として、また育種素材の品種として見直されている。
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